■皆さん、こんにちは。
今回は受験に関して、私が過去に体験したお話をします。
私は、過去に受験する前から既に合格を確信できていたことが2回
だけあります。
■1回は、大学受験のときで、もう1回は、技術士の受験のときです。
大学受験の時は、家庭の事情で、国立しか許されず、落ちれば就職
という状況での出来事でした。
■3年生の秋までクラブ活動をしていた私は、当時の進路指導の先生
に、
「おまえのような成績で秋までクラブをやっているようでは、
絶対に国立大学に合格できるはずがない」
と言われ、その反発から、猛勉強を始めました。
■習慣とは恐ろしいもので、最初は苦痛だった毎日5時間の勉強がや
が楽しみに変わっていきました。
■そして、年が明けて1月も終わりになったころ、私の頭の中には、
大学に通っている姿が鮮明に浮かぶようになってきました。
■そのとき、私は、合格したことを確信しました。
試験当日も、不思議なくらいスラスラと問題が解けたことを覚えて
います。
■技術士の受験のときも同じです。
当時私が勤務していた会社は、弱小企業で、ある大会社の子会社で
した。
■そして、その親会社には当然に優秀な社員も多く、技術部門では最
高の資格といわれている技術士も多数所属していました。
■あるとき、親会社の社員がこんなことを私に言いました。
「君のところのような小さな田舎の会社では、技術士なんか合格で
きるわけがないよな」
■これ以来、私は技術士試験に合格することを目標に決め、毎日仕事
が終わってから、受験勉強を続けました。
たまには、接待やつきあいもあり、酒を飲んで帰ることがありまし
たが、そのときも受験勉強は続けました。
「いまにみとけ」
ただそれだけがエネルギーでした。
■このときにも、試験の1ヶ月ほど前から、大学受験と同じように、
既に合格して、技術士と書いた名刺を渡している自分の姿が鮮明
に頭に浮かぶようになりました。
■そして、やはり合格していました。
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
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【 努力を続けることにより、結果が先に決まるレベルがある 】
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■特に、試験などがそうですが、受ける前から結果は既に決まってい
るように思えてなりません。
■試験当日の出来栄えで結果が決まるのではなく、努力があるレベル
まで達したときに、結果が決まるのです。
■今年は、努力が足りないことを自覚しているせいか、合格している
姿はまだ頭に浮かんできません。
まだ、努力が合格レベルに達していないようです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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岩崎吉男 mag@knowledge-store.jp
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