「ちょっと一言」こころの栄養 バックナンバー: 2009年1月アーカイブ

■皆さん、新年 明けましておめでとうございます。
 
 旧年中は毎回お読みいただきありがとうございました。 

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

 今日は「若さと夢」についてお話しします。


■一富士、二鷹、三茄子という言葉があります。

 ご存知のように初夢で見ると良いものの順番です。

 皆さんは、どんな夢を見られるのでしょうか。

 そして、今どんな夢を持っておられるのでしょうか。

 夢なんか、ない、あるのは現実だけだ。

 こう、おっしゃる方もいらっしゃいます。

 でも、幼稚園のときに将来の夢はありませんでしたか。

 きっと、あったと思います。

 ところが、社会に出て現実に遭遇する。

 まだ、若いころはいいですが、50歳にもなると、先が見えて

 くる。

 そうすると、俺の、私の夢はもうなくなってしまった。 
 
 そういってあきらめる人が多いように思います。

 そうなると、みごとに若さを失います。


■でも、先が見えてくるというのは、今の会社での先ですよね。

 そんなもの、見えてもいいじゃないですか。

 会社を辞めてからも、できることは無限にあります。

 会社勤めが永かった人は、会社と縁が切れると、人生の大切な

 ものを失くしたように思うようです。

 
 ところが、止めてみてしばらくすると、そうでもないことに気

 付きます。

 会社ではできなかったことを始めると、人生を二倍楽しむこと

 ができるのです。

 ただ、これには、少しだけコツがあります。

 やはり、人との関係の中で、何かをやり始めることです。

 そうでないと、孤独感にやられてしまいます。

■私の好きな「青春」を以下に引用します。
 

------------------------------------------------------- 
青春(サムエル・ウルマン 宇野収、作山宗久訳) 三笠書房


青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心
人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春の中にいる。

--------------------------------------------------------------

 
■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

────────────────────────────────
【 夢をあきらめたときに老いはやってくる 】
────────────────────────────────

■私が、会社を辞めるときに、挨拶に伺うと、当時の専務取締役

 が私に向かって、こう言われました。

 
 「岩崎くん、本田(宗一郎)さんも、ホンダを興したのは40

  歳を過ぎてからや、ケンタッキーのカーネル・サンダースは

  確か、60歳を過ぎてから、フライドチキンを売り始めたよな」

 「君はまだ40代や。同じように何か始めるんやな」

 
 いかにも、自分も何か新しいことをたやりたげに、そう言われ

 たことを覚えています。

 
 私は、もうすぐ50歳になります。

 しかし、まだまだ夢はあります。
 
 あと20年あれば、何でもできそうな気がします。

このアーカイブについて

このページには、2009年1月以降に書かれたブログ記事のうち「ちょっと一言」こころの栄養 バックナンバーカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは「ちょっと一言」こころの栄養 バックナンバー: 2008年3月です。

次のアーカイブは「ちょっと一言」こころの栄養 バックナンバー: 2009年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。