「ちょっと一言」こころの栄養 バックナンバー: 2011年8月アーカイブ

今回は私が、小学生のころのお話です。
 私には、77才になるおじいさんがいました。

■あるとき、私は学校の宿題であった絵を縁側で描いていました。
 1時間くらい描いたあと、まだ完成していなかったのですが、
 そこで一旦止めました。

■提出日が2日後だったからです。

■縁側から、居間に入ってきた私を見て、おじいさんがいいました。
 「もう描きおわったんか。」

■私は
 「いや、まだやけど、明日もあるし。」
 と答えました。

■すると、おじいさんは
 「今から、何かすることがあるんか。」
 と聞いてくるのです。

■私が
 「いや、べつに。」
 と答えると

■おじいさんは
 「それやったら、今日やっとき。」
 「明日は明日でやることがあるやろ。」
 と続きをやるように言いました。


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  【 今日できることは今日やってしまう   】
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■もう、77才になっていたおじいさんの言葉です。

■自分に残された時間は残り少ないと感じていたのでしょう。

■時間は無限にあるのではなく、有限である。

■だから、今日できることは今日やってしまう。

■明日は、また明日でやるべきことがたくさんある。

■そう言いたかったのだと思います。

 

 

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