人生いかに生きるべきか。人がより良く生きていくための知識や智慧を提供します

juitigou

「ちょっと一言」こころの栄養

 

第11号 事実は一つ、受け取り方は正反対 

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■ 私は、子供たちの勉強のお手伝いもしているのですが、先日中
 学生に英語を教えていたときのお話をします。

 授業で、こんな問題を出してみました。
 
 びんに牛乳が4分の1ほど入っている絵を見せて
 
 これを英訳しなさい。

 というものです。

■生徒の書いた答えは、いろいろでしたが、多かったのは

 there is a little milk in the bottle.
 (びんには少し牛乳がある。)

 there is little milk in the bottle.
 (びんには牛乳がほとんどない。)

 です。

■ 生徒が、全員「a little」と「little」の使い分けを理解して
 答えているとは思えませんが、どちらも正解です。
 
 絵を見た生徒の受け取り方が違っただけなのです。

■もう一つ、出所は忘れましたが、こんな有名な話もあります。

■ある靴のメーカが海外進出を計画して、アフリカのある国へ
 調査員を2人派遣しました。

■調査員が派遣された国では、皆裸足で誰も靴を履いていませんでした。

 この様子を見た一人の調査員Aは
 
 「誰も靴を履いていない。靴の売れる見込みなし。」
 と書いたFAXを本社に送りました。

■一方、もう一人の調査員Bは
 
 「誰も靴を履いていない。大量に靴が売れる見込み有り。」
 と書いたFAXを本社に送りました。

■皆さん、どう思われますか。
 ここで、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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  【 事実は一つ、受け取り方は正反対 】
────────────────────────────────

■そうです。

 同じ事実でも、人それぞれ受け取り方が違うのです。
 その人の経験や、その人が前向きな考え方をするのか、後ろ向きな考え方をするのか等、いろいろな要因によって、物事の受け取り方は違ってきます。

■あたりまえのことですが、できれば、私たちは
  
 その場で、思考が停止するような受け取り方だけはしないようにしたいものです。
 

■せっかく、人には「考える」という経費の不要な能力が備わっているのですから。

第12号 無心でやれば、助けが得られることもある

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■私は神戸の大学に自宅から通っていたのですが、母子家庭であった
 たために裕福ではありませんでした。
 いつも財布には千円くらいしかなく、教科書も満足に買えない状況
 でした。

■ある日、学校の帰りに地元の駅の近くで友達と待ち合わせをしてい
 ました。
 授業が終わって、電車に乗ろうとしたときです。
 財布を開けてびっくりしました。

■なんと財布の中には100円玉が四つあるだけです。
 待ち合わせの駅までの切符を買うお金がないのです。

■しまったと思ったのですが、無いものはどうしようもありません。
 私は、仕方なく400円を全部使って目的の駅の2つ手前の駅まで
 の切符を買いました。そしてとりあえず電車にのりました。

■電車の中でどうしようかと必死に考えた結果、一つだけ解決方法を
 思いついたのです。
 街ち合わせの駅の四つ手前の駅の近くに友達の家があったのです。

■私は、その友達にお金を借りようと思ったのです。
 まもなく電車はその友達のいる駅に着きました。
 
■私は、その駅で電車を降りて、駅員さんに切符を渡して
 「すいません。貧乏でお金がないんです。友達にお金を借りてくる
  んで、この切符預かっておいてください。絶対にすぐに戻ってき
  ますから」
 と、恥ずかしげもなくいいました。

■駅員さんは、何のことか分からずキョトンとしていましたが
 とりあえず切符を預かってくれました。

■幸いにも、友達は家にいて、私は、頼み込んで3千円を借りること
 に成功して、また駅に戻ってきました。

■「すいません。切符を返してもらえますか」
 私は、駅員さんにお願いして切符を返してもらい、また電車に乗り
 ました。

■よくよく考えれば本当は、こんなことはできないはずです。
 途中下車無効ですから、その駅で降りたときに切符は無効になって
 いたはずです。

■その駅員さんは親切で、許してくれたのでしょうか。
 当時の私には、そんなことを考える余裕はありません。

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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  【 無心でやれば、助けが得られることもある 】
────────────────────────────────

■どうでしょう。
 私は、切符が途中下車無効なことなど、考えも及ばず、ただただ
 どうやって、目的地まで電車に乗るか。
 を考えて行動しました。

■もし、私が切符が途中下車無効であることを知っていて、うまく駅
 員さんをだますか、説得しようとしたら、うまくいかなかったかも
 分かりません。
 
■無心だったからよかったのでしょう。

第13号 本音で説教をしてくれる先輩はありがたい

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■突然ですが、最近大喧嘩をしたことがありますか。

「子供じゃあるまいし、ここ数年してないよ」
という方が多いのではないでしょうか。

■今日は、私がサラリーマンのころにお世話になった大先輩のお話を
 します。

■当時、私が課長で、その先輩は係長でした。私は35歳、その係長
 は50歳を過ぎていましたが、浪花節そのままといった雰囲気を持
 った人物でした。

■私も、その係長もお酒が好きで、よく仕事帰りに一緒に職場近くの
 居酒屋に寄り道をすることがありました。

■居酒屋に入ると、最初は二人とも気持ちよく飲んでいるのですが、
 しばらくすると必ず仕事の話になってきます。
 
 「課長のあのときの指示が悪い」とか「課長は甘い」とかの話題に
 なるのです。

■その係長も最初は
 私のことを「課長」と呼んでいるのですが、そのうちに呼び捨てに
 なります。
 先輩ですから、もちろんあたりまえのことですが。

■裃を外して本音で説教をしてくれるのです。

■ただ、その話が執拗で何回も同じことを繰り返すようになってくる
 と、こちらもだんだんと腹が立ってきます。

■そして必ず、大声で怒鳴り合い、今にも掴み合いになりそうな喧嘩
 になってしまうのです。
 こうなると、お店もいい迷惑です。

■それからしばらくすると

 「お前のためを思って言ってるのに」
 「わしはもうおまえとは一切話をせん。帰る」

 そう言い残し、必ずその係長がお金を払って先に帰ってしまいま
 す。
 
■さて、翌日

■出社してきた係長はいつものように
 「課長、おはようございます」
 といって、本当に何もなかったかのように、仕事を始めます。

■それで、過去に、一度だけ不思議に思って聞いたことがあります。
 「本当に昨日、何があったのか覚えていないんですか」
 
■帰ってきた答えは
 「わしは課長と大喧嘩したことなど全く覚えてないよ」
 でした。

 「・・・?」

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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  【 本音で説教をしてくれる先輩はありがたい 】
────────────────────────────────

■私は、いつも説教をされることが分かっていても、不思議とこの係
 長の誘いを断ったことはありません。

■それどころか、毎回楽しみにしていたくらいです。

■その係長は私にもっと良くなってほしくて、説教をしてくれている
 ことが、分かるからです。
 
 どうでもいい人に対して、喧嘩してまで説教をする人はいないはず
 です。

■その係長は、しばらくして定年になり、数年後に私も退職しました
 が、今となってはそのときのことを大変感謝しています。

第14号 無駄なように見える過去の経験もいつか役に立つときがある    

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■皆さん、こんにちは。
 今日は、草刈のお話をします。

■サラリーマン時代に、当時勤めていた会社が盛んに経費節減の推
 進をした時期がありました。
 
■外注費を徹底的に押さえようとしたのです。
 当時は、自分たちの工事用資材を保管している倉庫の敷地の除草
 を外注して、専門業者にお金を払って草刈をしてもらっていまし
 た。

■それが、経費の削減で草刈の予算が全く0になっていました。

■ちょうどそのときに、私の上司である部長から電話がありました。
 その部長は、電話に出た私に

 「明日社長が、視察に回られるが、君達の管理している倉庫には雑
 草がいっぱい生えている。見苦しくないようにちゃんとしておき
 なさい」
 と事務的に指示を出しました。

■私は、(予算を削ったのは会社やろ)と内心怒りを覚えましたが、
 命令なので、仕方がありません。

■早速、部下に
 「倉庫の周りの草刈をやってくれるか」
 と聞いてみたのですが、

■「なんでそんなことせなあかんのや。我々の仕事とは違う。それ
 に草刈なんかしたことがないので、教えてもらわないとできない」
 部下は一斉に猛反発しました。

■私は、半分予想はしていたものの、あまりの反発に腹が立って、
 「それなら、俺も行って、一緒に草を刈る。それなら文句はない
  やろ」
 と強引に部下を連れだしました。

■現地に着くと、本当に誰も草刈をしたことがないようで、草の上
 の方を指先でちょっとだけ摘んでその下を鎌で切るというよう
 な情けない状態でした。

■私は、皆の見ている前で、さっさと鎌を扱って草を刈っていきま
 した。
 実は私は、農家の生まれで、子供のときから草刈をやらされて、
 草を刈ることはお手のものでした。

■それを見ていた、年配の現場の長は
 「草刈は、あんな風にやるんや。皆まねをしてやれ」
 と若い自分の部下に号令をかけてくれました。

■皆、見よう見真似で草を刈り、2時間もすると、倉庫の周りはす
 っかりときれいになっていました。

■そして、一人の若い社員がいいました。
 「やればできるやん。きれいになったら気持ちええな」

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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 【 無駄なように見える過去の経験もいつか役に立つときがある 】
────────────────────────────────

■私は、子供のころ草刈をやらされるのが、いやでいやでたまりませ
 んでした。もちろん、友達が遊んでいるのに自分は遊べないからで
 す。
 そして、そのときには、それが将来役に立つなどとは当然思ってい
 ません。

■でも、そのときは一見無駄に思えるような経験も後で考えれば、全
 てどこかで役にたつようにできているように思えてなりません。

■後にならないと、ありがたみが分からないところが、人生の巧妙な
 仕組みではありますが。

第15号 そのときのために、日頃から上位職の目で仕事を見る

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■ある会社にA君とB君の二人の若手社員がいました。
 二人は同期入社で、もうすぐ係長に昇進する時期にきていました。
 
■職場ではA君は同僚とはよく気が合い、いつも
 「係長のあの指示の仕方が悪い」とか「我々のことを理解していな
  い」と鋭い指摘をして、同僚の人気者でした。
 そして、自分たちの仕事内容もよく知っていました。
 
■一方、B君は、仕事の話はあまりせず、与えられた仕事を黙々とこ
 なすあまり職場では目立たない存在でした。

■春が来て、そんな二人は、同時に係長に昇進しました。
 
■さて、どうなったと思われますか。

■結果は、A君は係長になったとたんに、急に仕事ができなくなりま
 した。部下に適切な指示が出せないのです。

■これに対して、B君は、係長になったとたんに、部下に対して適切
 な指示を、どんどん出していったのです。

■この二人、どこが違ったのでしょうか。

 実は、平社員の時代に決定的な違いがあったのです。

■A君は、平社員のときにはいつも平社員の目で仕事を見ていました。
 ですから、同じ目でみている仲間内では人気があったのです。

■一方、B君は平社員のときから、いつも係長の目で仕事を見ていま
 した。そして、仕事はいつも係長の立場に立ってこなしていました。

■当然、B君には以前から係長としてやるべきことが見えていますか
 ら、実際にその立場になったときにはすぐに適切な指示が出せるの
 です。

■ところが、A君は、平社員の目で仕事を見ていましたから、係長に
 なって、急に係長の仕事をやれといわれても、何をどうやればよい
 のか、すぐには分からず、無能になってしまったのです。

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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 【 そのときのために、日頃から上位職の目で仕事を見る 】
────────────────────────────────

■サラリーマンで、実際に上位職に昇進してみると分かることですが、
 職位によってやるべき仕事の内容がかなり違ってきます。
 
■平社員時代には、上司は実務をせずに遊んでいるように見えるとき
 があります

 でも、これは、仕事の内容が、実務からマネージメントに比重が移
 っていくためで、これを平社員から見れば、実務をしない分一見暇
 なように映ってしまうのです。

■上位職に昇進したときに、バリバリと仕事をこなす社員は、間違い
 なく平社員の時代に、上位職の目で仕事を見てきています。

■平社員のときから、上位職の練習をしておくことがとても重要だと
 思います。

第16号 

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第17号 成功は無心の努力の結果としてやってくる

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■今日は、成功は無心に努力した結果得られるものであり、欲望だ
 けで得られるものではないことを示した例え話を紹介します。
 
■「鈴木大拙全集」に 載っているお話です。
 
■昔、人々は「さとり」という珍しい動物を捜し求めていました。
 ある日、一人のきこりが山深く入り込み、斧で木を切っていると、
 眼の前に「さとり」という珍しい動物が姿を現しました。

■きこりは、自分が偶然にも「さとり」を見つけたことを喜び
 「よし、生け捕りにしてやろう」
 と考えました。

■すると、「さとり」は、すぐにきこりの心を読み
 「おまえは、俺を捕まえようと思っているな」
 と、あざ笑うようにいいました。

■きこりが、自分の心を見透かされてびっくりすると
 「俺に心を読まれて、びっくりするとは、情けないやつだ」
 「さとり」はすかさず、からかいました。
 
■これを聞いたきこりは、がまんできずに
 「こしゃくなやつめ、この斧で殺してやる」
 と考えました。

■すると、「さとり」は 「今度は、殺す気か。こりゃかなわん」
 といって、逃げる身構えをしました。

■それを見たきこりは
 「こんなやつを相手にしていては、飯の食い上げだ。本来の仕事
  に専念しよう」
 と思い直しました。

■「さとり」は
 「ついにあきらめたか」
 といってその場できこりをじっと見ていました。

■きこりは、この不気味な動物のことを忘れようとこころがけ、木
 を切ることに没頭し、力一杯斧を振り上げては木の根元に打ち下
 しました。
 
■そのうちに、きこりは「さとり」のことなどすっかりと忘れてし
 まい、額からは、汗が流れ落ちました。

■その瞬間、偶然に、斧の頭が柄から抜けて飛び出し、「さとり」
 に当たりました。
 
■このおかげで、きこりは「さとり」を生け捕りにすることができ
 ました。

■「さとり」は、無心の心は読み取れなかったのです。

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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    【 成功は無心の努力の結果としてやってくる 】
────────────────────────────────

■現在に置き換えると、有名になろうと形振り構わずにあせると、
 世間は「売名行為」だと、その心を読み取ってしまいます。
 
■また、人を踏み台にしてまで成績を上げると「利己主義」だと
 軽蔑されます。

■世間が「さとり」なのです。

■売名や、欲得を考えずに、与えられた仕事に無心に没頭した結
 果として世間すなわち「さとり」を生け捕りにすることができ、
 成功がやってくるのではないでしょうか。

■今日は、少し偉そうなお話で恐縮です。 

第18号 他人の期待ではなく、自分で自分に期待せよ

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■今日は、他人からの期待と競争意識についてのお話をします。
 
■高校受験を控えた二人の中学生がいました。
 一人はA君、もう一人はB君です。

■A君は、他人を押しのけてまでいい高校に行く必要はないと常々考
 えていましたが、親が執拗に一流高校であるZ高校への入学を願っ
 ていました。

■一方、B君の親は、教育にはあまり関心がなく、これに反してB君
 は自らやりたいことを実現するために同じZ高校への入学を希望し
 ていました。

■どちらも表面的には同じくらい受験勉強をしていました。

■さて、いよいよ入学試験日当日になりました。

■A君は、問題用紙が配られる前から、既に胸がどきどきして、手に
 はびっしょりと汗をかいていました。

■かたやB君は、椅子に深く腰をかけ、とてもリラックスして問題用
 紙が配られるのを待っていました。

■やがて、問題用紙が配られ、試験官の「はじめ」の号令がかかりま
 した。

■皆は一斉に問題に向かい、A君も、B君も外から見ると同じように
 スラスラと問題を解いているかのように見えました。しかし実は二
 人の精神状態はまったく異なっていました。

■A君は、試験が始まるとすっかりとあがってしまい実力を出せない
 ままで試験終了となりました。
 
■これに較べてB君は、落ち着いて全力をあげて問題を解くことがで
 きました。

■この二人、何が違ったのでしょうか。

■A君にとっては、競争に勝つことが他人の期待であり、B君にとっ
 ては自分の願いであることだったのです。

■PHP文庫「自分づくりの」法則(加藤諦三著)によると、いざと
 いう時にあがってしまうような人間は、他人の期待を内面化してい
 るだけであり、逆にいざという時に全力を出しきってことにぶつか
 ることのできる人間は、精神的に自立しているそうです。

■一般的に自分で自分に対して期待し、その期待に従って生きている
 者は、全力を尽くして物事にあたれるので、その結果が良くても悪
 くても納得して、サッパリとしていることが多いものです。

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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    【 他人の期待ではなく、自分で自分に期待せよ 】
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■皆さんもこんな経験はありませんか。
 あまり自信がないのに、ピアノの発表会で両親の期待に答えようと
 するあまり、あがってしまい、普段の実力さえ出せなかった経験。
 
■他人の期待ではなく、真に自分の自分に対する期待を感じたうえで
 競争意識を持ちたいものです。

第19号 相手のことを思うと自分が生かされる

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 会社組織には、多くの部や課がありますが、うまく組織が機能して
 ところは、総じて他の部や課のことを考えて仕事をしています。
 
 それとは逆に、全く組織が機能していないところは、自分の部課の
 ことだけしか考えずに仕事をしているところが多いようです。

■これは、組織だけではなく、人間一人ひとりの行動にもいえること
 です。

■そこで、今日はお寺の和尚さんから聞いたこんなお話をします。

■ある人が地獄見物に行きました。するとそこはちょうど昼ごはんの
 最中でした。

■長いテーブルの上には、地獄には似合わず、山や海の美味しそうな
 食べ物がずらりと並んでいました。

■それに比べて、そのテーブルに向かい合って座っている亡者たちを
 見ると、皆やせて骨と皮だけです。

■不思議に思ってよく亡者を見ると、なんと亡者が使っている箸の長
 さが1メートルもあるのです。

■そのために、せっかくご馳走をその箸でつまんでも自分の口に入れ
 ることができません。
 これでは、やせるのはあたりまえです。

■その人は、地獄は気の毒なものだと思いつつ、次に天国の見物に出
 かけました。

■天国もやはり昼どきで、皆長いテーブルに向かい合って座っていま
 した。

■テーブルの上には、やはりご馳走が山と盛られ、彼らが使っている
 箸も1メートルの長さで、一見すると地獄と変わりません。

■にもかかわらず、そこに座っている者は皆「まるまる」と太って、
 笑顔で話しています。

■不思議に思い、天国の人が食べる様子を観察していると、箸でつま
 んだご馳走をお互いに向かい合った相手の口の中に入れ合っているの
 です。

■箸はそのためにちょうどよい長さだったのです。

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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    【 相手のことを思うと自分が生かされる 】
────────────────────────────────

■「自分のところだけは」、「俺だけは」と他人のことを考えないど
 ころか、他人から奪い取ることばかりを考えている地獄が、社会の
 あちらこちらで見うけられます。

■私は宗教家ではありませんが、このお話を聞いたときには「なるほ
 ど」と感心したことを覚えています。

■社会は、相手から奪い取ることばかりを考えている人だけでは、絶
 対に成り立たないことを示した興味深いお話だと思います。

第20号 人生目標を見つけるには先ず与えられた仕事に全力を尽くせ

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■今日は人生の目標が見つからない人の話です。
 
■よく、「人は何のために生まれてくるのか」という議論があります。
 
 そしてその答えは、「自分の目標を達成して自己実現をすることで
 ある」
 
 あるいは「社会の役に立つことである」
 といわれています。

■しかし、
 
 「では、あなたの人生の目標は?」
 「どのようにして社会の役に立とうと考えていますか?」
 
 と聞かれると

 「それが分からないから、悩んでいるのに」

 と思われる方が多いのではないでしょうか。

■ある会社で新入社員と課長のこんなやりとりがありました。

■新入社員
 「今日からよろしくお願いします」
 「ところで、私は、この会社で何を目標にすればいいいですか」

■課長
 「会社の役にたつことを目標にすればいいよ」

■新入社員
 「でもどうすれば会社の役に立つのか分かりません」

■課長
「そうだな。君にはまだ分からなくて当然だな」 

「分からないときは、自分に与えられた仕事をしっかりと誠実にこな
 していくことだよ」

「心配しなくても、自分に与えられた仕事を誠実にこなし続けていけ
 ば、いつか大きな目標が見つかるときがくるよ」

■新入社員
「それを聞いて安心しました。がんばります」

■ウィーンの精神科医フランクルも
 「人間の価値は、地位だとか職業によって変わるものではない。
 行動範囲が問題になるのではなく、自分の置かれた立場で、いかに
 自分の役割を果たすかが問題である」
 といっています。

■大きな人生目標が見つからないときは、とりあえず目の前にある与
 えられた仕事に全力を尽くすことを繰り返すことによって、やがて
 也人から与えらたものではない自分の目標が現れてくるようです。

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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 【 人生目標を見つけるには先ず与えられた仕事に全力を尽くせ 】
────────────────────────────────

■人生の目標が見つからないと悩む前に、今の自分の置かれた立場
 で、与えられた役割を果たすことに全力を注ぐ。

 これを繰り返すことによって、やがて自分の立場も変わり、影響
 力も変わり、大きな人生目標が見えてくるのではないでしょうか。

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