■皆さん、こんにちは。
少し考えるところがありまして、長らく発行を怠っていました。
はたしてやっていることに何の意味があるのか、疑問を持った
からです。
先日友人から
「俺の知り合いにお前のメルマガを楽しみにしているやつがいる
んやけど、お前最近発行をしてないそうやな。そいつは残念が
っとったで」
と言われました。
申し訳ありませんでした。
また、発行を再開します。
■5月も中旬になり、新社会人の皆さんもそろそろ会社に慣れて
きたころだと思います。
今、先輩面している人たちも昔は皆新入社員でした。
■そして、会社に慣れてきた頃、仲間内でこんなことを言ったこ
とがあったと思います。
「○○常務は、自分の身に降りかかる火の粉は必死で払うけど、
その他のことには全く無気力やな」
とか
「△△取締役は、もう役員になったんやから、今までみたいに
上司のいいなりにならんと、首になってもええ覚悟でなんで
自分の意見を言わへんのやろ」
とか
「××専務は、自分の家族を関連会社に雇ってもろうて、給料
の安い社員の家族はほったらかしや」
とか・・・
■新入社員でも入社してしばらくすると、偉い人の行動が見えて
くるようになります。(一部のマンモス企業を除き)
そして自分の理想とする偉い人とのギャップに戸惑います。
新入社員にとって会社で出世した偉い人とは
「会社や社員全員のことを考えられる人」
だからです。
■ところが、しばらくすると、出世した偉い人は、そんな理想的
な人ばかりでないことに気付きます。
そして
「何であんなゴマすりで自分のことしか考えてない人が役員や
ねん」
と批判をするようになります。
■皆さん、よく考えてくださいね。
その役員さんも、新入社員のころは、当時の役員さんを批判し
ていたのです。
■でも、自分が役員になれば、そのことは忘れてしまう。
いや、覚えているけど、自分を誤魔化している?
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
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【 出世をすると、昔の自分を忘れてしまう? 】
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■若いときに上司を批判していた人が、自分が上司になると、その
上司と全く同じことをしている。
よくあることです。
これは、役員でも同じです。
■ただ、社長になる人は違います。
若いときから、見識が広く、出世したからといって、考え方が変
ることがありません。
私が20数年前に初めてお知り合いになった方の中に
「この人は、皆のことを考えられる魅力的な人やな」
と思った人が3人いらっしゃいました。
■そして、何と偶然にも
昨年から今年にかけて、その3人ともが、上場企業の社長になら
れました。
自分のことしか考えていない人は、役員にはなれても社長には決
してなれません。
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