2010年5月アーカイブ

■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。 

 先週の日曜日は、弁理士の2次試験がありまして、発行を怠って

 しまいました。申し訳ありません。 
 
 試験の結果は、受験する前から既に決まっているものだと思って

 います。

 合格するに見合う努力をしたか、否か、はたして天はどう見てく

 れるのか、楽しみです。


 さて、今日は「」についてお

 話しします。

■今日、親戚宅へ伯父の法要に出かけていました。

 そこで、聞いた話を皆さんにもお知らせします。

 法要には、85歳になる伯父(亡くなった伯父の弟)が来ていま

 した。

 伯父は、戦争から帰ってきて、商売をはじめ一代でかなりの財を

 築いた人物です。

 その伯父が、お寺の住職さんが帰られて、会食が始まり、少しお

 酒がまわってきた頃、突然昔話を始めました。

 
■わしの家は、十人兄弟だったので、成人するとすぐに婿養子に出

 された。

 養子先の村で、皆の集まる場所に連れていかれて、顔見せをさせ

 られた。

 これで村人には、わしが養子にきたことはわかった。

 しかし、わしには全く村人の顔が分からない。

 かといって、道で出会ったときに、もし村人なら挨拶をしないわ

 けにはいかない。

 村人に出会っても挨拶をしないとなると、何と礼儀知らずな生意

 気なやつだと思われてしまうからな。


■それで、わしは、道で人に合う度に頭をペコリと下げることにした。

 合う人、合う人皆にペコリと頭を下げる。

 その人が村人がどうかは、わしには分からんのやから、そうするしか

 なかった。

 村人でない人なら、わしのことを、変なやつがおるなと思ったやろな

■それは、

 話の初めに皆に向かって

 「私は皆さんのように上手に話すことはできません」

 と宣言してしまうこと、

 そして、普段使っている言葉で話すこと、

 次に、自分の体験や経験をもとに話すこと、

 最後に、カンニングペーパーは堂々と前に置いておくこと、

 です。

■うまく話せなくても許される状況を先に作ってしまうのです。

 そうすれば、うそのように不安と緊張がなくなります。

 もちろん、用意したカンニングペーパーを見ることもないでしょ

 う。

 だって、先に話がうまくないと宣言しているのですから。


■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

────────────────────────────────
【 弱点を先に宣言することで不安が消える 】
────────────────────────────────

■「うまくやろう、人によく見てもらいたい」と

 考えると、できなかった場合を想像して、不安になります。

 今までに人前で話をしたことがない人が、少しばかり練習したか

 らといって、急に人前でうまく話せるはずがないのです。

 だから、その現実を受け入れて、皆に宣言してしまう。

 そうすると、不安が解消され、自分の言葉で話をすることができ

 るようになります。

 これは一例ですが、弱点を先に宣言することで、不安が解消する

 場面は他にもあると思います。

 ぜひ、活用してみて下さい。

■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。 

 今日は「多くの人の前でうまく話をするコツ」についてお話し

 します。

■生活をしているといろいろと心配ごとがやってきます。

 ひょんなことから、自治会やPTAの役員を引き受ける結果になり、
 
 今まで人前で話をする機会がなかった人が、急に大勢の人の前で

 話をしなければならなくなってしまった場合もそうだと思います。

 以前、私は経験したことのないことは怖いと書きました。

 人前で話すことも、慣れてしまえば誰にでもできることなのです

 が、経験のない人には恐怖です。
 
■今まで人前で話などしたことがない。

 今までずっとそういう場面から逃げることができた。

 なぜ、今になって。

 うまくできなければどうしよう。

 人前で恥をかくことになる。 

 そう考え始めると、その人の頭の中は不安と恐怖で一杯になりま

 す。

 
■私は、幸運にも小さい頃から学級委員をやらされる機会が多く人

 前で話すことに対しては慣れているつもりです。

 しかし、何百人も前にして、しかも来賓に市長さんや県議会議員

 さんがいらっしゃるような場では、やはり緊張します。

 今日は、そんな場で私がやっている「大勢の人の前でうまく話を

 するコツ」をお教えします。   

■それは、

 話の初めに皆に向かって

 「私は皆さんのように上手に話すことはできません」

 と宣言してしまうこと、

 そして、普段使っている言葉で話すこと、

 次に、自分の体験や経験をもとに話すこと、

 最後に、カンニングペーパーは堂々と前に置いておくこと、

 です。

■うまく話せなくても許される状況を先に作ってしまうのです。

 そうすれば、うそのように不安と緊張がなくなります。

 もちろん、用意したカンニングペーパーを見ることもないでしょ

 う。

 だって、先に話がうまくないと宣言しているのですから。


■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

────────────────────────────────
【 弱点を先に宣言することで不安が消える 】
────────────────────────────────

■「うまくやろう、人によく見てもらいたい」と

 考えると、できなかった場合を想像して、不安になります。

 今までに人前で話をしたことがない人が、少しばかり練習したか

 らといって、急に人前でうまく話せるはずがないのです。

 だから、その現実を受け入れて、皆に宣言してしまう。

 そうすると、不安が解消され、自分の言葉で話をすることができ

 るようになります。

 これは一例ですが、弱点を先に宣言することで、不安が解消する

 場面は他にもあると思います。

 ぜひ、活用してみて下さい。

■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。 

 今日は「何故、人の人生に差があるのか」についてお話しします。

 以前に、偉いお坊さんから

 「人生は自分を磨く修行の場である」

 「だから辛いことにも耐えなさい」

 と言われたことがあります。

 私は、そうかも知れないが、

 では、何故、幸せに暮らせる人と、

 いつも不幸が続く人と、

 人生に大きな差があるのか?

 修行なら、皆同じような人生でいいのではないか?

 ずっと疑問に思っていました。

■その答えが、数年前に見つかりました。

 宗教的な話ではありません。あくまでも考え方の話です。

 「人生は、生まれてくる前に自分が設計したとおりに進んでいる」

 「だから、何も心配することはない」

 という考え方です。

■【人は何のために生まれてくるのか】

 大きな課題ですが、この答えが

 【心を磨き、生まれてきた時よりも、成長すること】

 であるとすれば、皆さんも素直に受け入れることができると思い

 ます。

■では、仮に生まれてくる前に自分で人生を設計したとして、どう

 して辛いことが多く起こるように人生を設計する人がいるのでし

 ょうか?

 私のような凡人は、

 「苦労がなく楽しい人生がいいに決まっている」

 と考えます。

 こう考えるので、最初に書いたように何故人によって人生に幸、

 不幸の差があるのかという疑問が出てくるのです。
 
  
 【辛いことが多く起こる人生】

 
 これには大きな意味があったのです。


■実は人間的にかなり成長した人ほど、もっと自分を高めるために

 【辛いことが多く起こる人生を自ら設計して生まれてくる】

 というのです。

 なるほど、それなら人によって人生に大きな差があっても、納得

 ができます。

 そして、辛いことが多く起こる人ほど、心を成長させたいという

 志の高い人だということになります。

 

■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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【 人生の出来事は自分が設計したとおりにやってくる 】
────────────────────────────────

■私が以前読んだ

 飯田史彦著「生きがいの本質(PHP研究所)」にこんなことが書

 かれています。

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 人間は窮地に立たされると、必死の思いでそこから抜け出そうと

 する。その時、人間の心は、必死になればなるだけ柔軟性を失っ

 ていく。健康であれば、違った視点で物事を眺める余裕があるの

 に、病気になると、途端にそれができなくなる。

 (中略)

 患者さんの抱えている問題の受け止め方に変化が起これば、これ

 まで問題にとらわれてきた「しばり」とでも言えるものが外れる。

 (中略)
 
 ぼくはいつも患者さんからのある言葉を待っている。

 それが「あっそうか」と「まあ、いいか」である。

 (中略)

 今、自分が病気であることさえも、人生全体の「学び」の計画の

 中で見ると、実は「順調」なのではないか・・・自分は、決して

 被害者ではなく、損をしているわけでもなく、失敗や挫折をして

 いるわけでもなく、かわいそうな状況でもなく、実は病気を通じ

 て、むしろ病気になったからこそ得ることのできる、さまざまな

 価値のあるものを学んでいるのではないか・・・

 --------------------------------------------------------- 

■上のお話によると、患者さんがこう気付いたときに

 「あっそうか」と「まあ、いいか」

 という言葉がでるそうです。

 皆さんも辛いことが起こったとき、

 「自分が決めたことだ。何も心配することはない」

 そう考えると、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。

■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。 

 

 今日は「他人を批判すること」についてお話しします。

 皆さんの中で、「私は他人を批判したことがない」と胸をはれ

 る方はそう多くないと思います。

 私も、他人を批判してしまうことがよくあります。

 そしてそのときには、いつも悪い後味が残ってしまいます。
 

■サラリーマンなら、こんな場面に遭遇したことがあると思いま

 す。

 
 ある会社の社員食堂での出来事です。
 
 社員のA君が昼休みに仲間数人を前にして一人まくしたててい

 ました。

 同期のB君のことです。

 「Bは、実力もないくせに、課長におべんちゃらばかりして、

  昇進できたんや。あれで出世できるんやったら、俺はもうと

  っくに係長になっとるわ。皆そう思わへんか」

 うわさのB君は、先日主任に昇格したばかりでした。


■それからしばらくB君の批判が続いた後、A君は

 「俺、昼からの会議の準備があるから先に戻るわ」

 といって、その場を離れました。

 
 その後の社員食堂での会話は、想像どおりです。
 
 「あいつも課長におべんちゃら使ってるくせに、よっぽど同じ

  おべんちゃらで負けたのが悔しかったんやなあ。同期の出世

  を喜ぶ度量のない者は、やっぱり出世でけへんなあ」

 と・・・・。


■私にも、経験がありますが、他人の批判をしてしまうのは、決

 まって自分に自信がないときです。

 自分に自信があるときには、他人の批判をする必要がありませ

 ん。


 なぜなら、他人の批判をするという行動は、自分を認めてほし

 いことの反動だからです。
 

■他人を批判することによって、自分の人格が外に現れてきます。

 つまり、他人を批判することによって、唯一明らかになるのは、

 先ほどの社食での出来事のように、批判している相手ではなく、

 自分自身なのです。

 自分は、「批判好き」だということを世間に暴露しているのと

 同じなのです。

 
 おまけに、批判されたことによって、その相手が変ることなど、

 ほとんどありません。

 自分が批判された時のことを考えれば、明らかだと思いません

 か?

 表面的にはともかく、反発するか、萎縮するかのどちらかです。


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■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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【 他人を批判して明らかになるのは自分自信である 】
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■では、逆に自分が批判されたときには、どうすればいいのでし

 ょうか?

 リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな!
(サンマーク出版)」にこう書いてあります。

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 自分に向けられた批判に同意する、これは信じられないほど効

 果的な練習方法だ。


 私がはじめて批判に同意したのは、妻に「あなたって、しゃべ

 りすぎることがあるわね」と言われたときだった。
 
 そのときはまず、グサリときたのを覚えている。

 「そうだね。たしかにしゃべりすぎることがある」と答えたと

 き、人生を変える何かに気づいたのだ。

 あっさり同意したので、彼女も気が楽になったらしく、すぐに

 こう言った。

 「でも、あなたって本当に話がしやすい人よね」と。

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■批判に対して、怒りで対応しても、相手はむきになって、批判

 を繰り返すでしょう。

 それよりも、

 「そのとおりだね」と、

 批判にあっさりと同意する。

 いいことがあるかもしれません。

■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。 

 今日は先ず、皆さんにお助けいただきたいことがあります。

 実は、6月から小・中・高を対象としたインターネットによる

 自立学習支援講座を開講しました。

 お金が無いので通塾や家庭教師を頼むことができず、希望の学

 校に進学できない。結果としてお金持ちしか良い教育をうけら

 れないという不合理を無くしたくて開講しました。

 ランニングコストが捻出できれば、講座を継続することができ

 ますので、お知り合いに紹介していただくと助かります。 

 http://knowledge-store.co.jp/e-ten/


■本題に入ります。

 今日は「今、その瞬間を意識して生きること」についてお話し

 します。

 皆さんは、自分の体は一秒前でも一秒後でも、決して今の体と

 同じではないという事実を意識されたことがありますか?


 人間の体は一秒たりとも休むことなく、新陳代謝を繰り返して

 います。

 古い細胞が消えて、新しい細胞に代わっていく。

 学説によると、人間の体の細胞はおよそ七年で完全に入れ替わ

 ってしまうそうです。

 言い換えれば七年たつと、前の体は全て消えているということ

 です。


 それでも、自分は相変わらず存在している。


 なんだか、不思議な気持ちになりませんか。

 
■自分の体は、一刻として同じものではないのです。

 体には、今その瞬間しかありません。

 あなたの体の細胞はその瞬間を確実に生きて、次の瞬間にバトンタ

 ッチしているのです。
 

■私は、なぜこんな変な話題を持ち出したのでしょうか。


 それは、人間が生きていく上でもこの瞬間、瞬間に意識を向けるこ

 とがとても大切だからです。


 とはいうものの、私たち凡人は、過去の失敗や未来の心配など、考

 えなくてもよいことを考えて、失望したり、欲求不満になったり、

 不安になったりを繰り返しています。


 そして、ときにはノイローゼになることもあります。


■でも、よく考えれば、過去のことは変えることができません。

 体でいえば、既に細胞は消滅しています。

 そして未来は、今の瞬間がなくしては、ありえません。

 体でいえば、今細胞が作られていなければ、未来の体はありません。

 ですから、

 私たちにできるただ一つのことは、今この瞬間を大切に生きること、

 今この瞬間だけがコントロールできることを早く理解することです。

 
■今の瞬間なくして、未来はないのです。

 なぜなら、今の自分を創っているのは、自分の過去だからです。

 そして、直接コントロールできない未来を心配しても意味がないの

 です。

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■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

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【 今この瞬間を意識して生きれば不安はなくなる 】
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■今の瞬間を意識すると、不安が解消できるヒントとして。

 出所は忘れましたが、こんな言葉があります。

 「あなたは、今生きているのだから、死を恐れる必要はない。

  もし、あなたが死んだとしても、もう死んでしまったのだから

  死を恐れる意味がない」

 
■大リーグで活躍するあのイチローさんが、今の瞬間を意識する大切

 さについて、こういっています。

 「今この瞬間にできる小さなことを、積み重ねることによってのみ、

 とてつもなく大きなことができる」


 まさに未来は今、創られるということでしょうか。

■そして、ジョン・レノンはこういいます。

 「人生は、ぼくらが他の計画を練っている間に過ぎていくんだ」

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