■皆さん、こんにちは。
今日は1月17日です。
阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の日と同じ日です。
その日の朝6時頃、ラジオから流れた阪神高速の高架が倒れてい
るとの放送を聞き、屋根から落下した自宅の瓦を尻目に、急いで
会社に出かけたことを思い出します。
さて、今日で私がメルマガを発行し始めてちょうど一年になりま
す。
何とか1年間発行を続けることができましたのも、読者の皆様の
おかげだと、心から感謝しております。
本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
■本題に入ります。
今日は、「大きな目標を達成する秘訣」についてお話しします。
皆さんもよくご存知のように、昔から、「継続は力なり」と言わ
れています。
小さな私のメルマガでも、このことを実感することができます。
1年前の平成17年1月17日の記念すべきメルマガ第1号の読
者様は、たった1人でした。
それが、1年後の今は6000人になっています。
今までに68回発行させていただきましたので、1回につき90
人の読者様が増えていった計算になります。
当たり前のことですが、発行を続けなければ読者様が増えること
はありません。
本当に「継続は力なり」なんだと思います。
■「大きな目標は立てた」
でも
気持ちが続かない。
途中で目標達成のための努力を止めてしまう。
こんな人が多いのではないでしょうか。
何でも、5000時間程度やればある程度の成果は絶対に出ます。
成果を出せない人が多いのは、途中で努力を止めてしまうからで
す。
■その原因は、最初から一気に最終目標にたどり着こうとすること
にあります。
5000時間もかかるようなことに、一気にたどり着けるはずが
ないのです。
ところが、最初から高い目標と結果を求める。ギャップがありす
ぎて嫌になって止めてしまう。
■これを防ぐには、大きな目標を達成するための毎月のそして毎日
の小さな目標を作って、着実に結果を出していくことです。
それを、続けるうちにいつの間にか大きな目標が達成されていた。
こういうことだと思います。
■皆さんは、小学校時代に体育の授業でマラソンをやった経験はあ
りませんか。
外へ出て、学校の周りを2キロメートルくらい走らされるマラソ
ンです。
私が子供のころは、小学1年生でも2キロメートルのマラソンが
ありました。
私の住む田舎町では今でも、小学1年生は自宅から小学校まで、
片道2キロメートルを歩いて通学しています。
■子供ですから、2キロメートルは相当な距離です。
これを走らされるからたまったものではありません。
とても最後まで走りきれる自信はないし、最後まで考えるといや
になってしまいます。
そこで、いつもマラソンがある度に私は
「あの電柱までは走ろう」
そして、電柱を過ぎれば
「あのタバコ屋までは走ろう」
と心に決めて走っていました。
これを繰り返すと、不思議なことにいつも最後まで走りきってい
ました。
目標達成のためには、どうしても小分けした小さな目標が必要な
ようです。
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
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【 大きな目標は、小さな目標を積み重ねて達成せよ 】
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■あの世界のイチロー選手がこんなことを言っています。
平成16年に大リーグのシーズン最多安打記録を更新したときの
記者会見での出来事です。
「大記録を達成する秘訣というものがあるのでしょうか?」
との記者の質問に答えて、イチロー選手はこう答えました。
「小さなことを積み重ねていけば、やがてとてつもなく大きなこ
とができる。小さなことをコツコツと積み重ねる努力をしなけ
れば絶対に大きなことはできない」
と。
■当たり前のことなのですが、ついつい世の中の成功した人を見て
「努力をしなくても持って生まれた才能や運によって、大きなこと
ができている。彼らは特別だ」
と、自分が努力をしないことの言い訳にしてしまう我々凡人にと
っては、とても耳の痛い話です。
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