■皆さん、こんにちは。
今日は、"自分の弱さを認めること "についてお話しします。
■前回までは、ビジネスのお話しが中心でしたが、今回は、子育ての
お話をします。
■扶桑社から出版されている「心に橋を架ける言葉」の中にこんなこ
とが書かれています。
■自分の子どもに対して
「なんでもっと誰それのようになれないの?」
という母親は、自分の弱点を認めず、比較することで自分の親とし
ての位置を保とうとしている。
こういう母親は誰かに劣等感を持っている。
■そして母親は、その劣等感を隠し、比較することで子どもを自分の
思うように動かそうとしている。
■でも、劣等感を隠し「私は立派だ」といいながら「あなたにこうな
ってほしい」と言っても、子供は母親の現実を知っているから、母
親のいうことを聞かない。
■本当は母親が
「私には、こういう弱点があるのよ」と子どもに素直に言い
「だから、そのためにもこうなってほしい」
「私にはこういう弱点があるからこうしてね」
と理由も付け加えればいいのです。
これで子どもの気持ちもすっきりとします。
■もっとも母親に自信がないと、自分の弱点を言うのは難しいとは思
いますが。
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
────────────────────────────────
【 人はお互いに弱点を認めることで相手のいうことをきく 】
────────────────────────────────
■これは、ビジネスの世界でも通用することです。
上司が理由も説明せずに、頭ごなしに権力で
「こうしろ」といっても
おそらく部下は
「はい」
とは返事をするものの
「自分もできないくせに」
と全くやる気がないでしょう。
■もし、上司が
「俺は若いときに君と同じような失敗をよくした。今でもこの仕事
は苦手だ」
「だから、君は今のうちにしっかりとこの仕事を身に付けなさい」
と言えば、部下も納得して仕事に励むと思います。
若い頃の私はいつも上司にそう言われて、うまく使われていました
から。
結局はビジネスの話題になってしまいました。
コメントする