■皆さん、こんにちは。
今日は、"偉そうな人 "についてお話しします。
■その前に私ごとを少しだけ書かせてください。
昨日弁理士の2次試験の合格発表がありました。
実は私は、サラリーマンを辞めた翌年の平成14年の5月から、
起業のかたわら弁理士試験に挑戦しています。
弁理士というのは、知的財産を専門に扱う士業です。
これからは心、知恵の時代だという確信が私にあったからです。
しかし、まだ努力が足りないようです。努力した分しか結果は返
ってきませんでした。努力を続けます。
■話を本題に戻します。
皆さんは「ヤマアラシ」という動物をよくご存知だと思います。
ヤマアラシは体を覆う強力な棘を持っています。
そして、敵が来ると棘を立てて威かくし、しっぽを振って不気味
な音をたてます。さらには地面を踏み鳴らして威嚇します。
長めの棘には、体を大きく見せる効果もあるようです。
これは、「ヤマアラシ」が強い肉食獣から自分の弱い身を守るた
めに持つことのできた仕組みです。
もし、「ヤマアラシ」が大きな体を持つ地上最強の肉食獣だった
らこんなことをしなくてもいいのです。
■人間の社会にも「ヤマアラシ」のような人物を多く見かけます。
いつも自分の自慢話ばかりをする人
人の話を聞くときに、上から見下すような態度をとる人
権力や役職にものを言わせて、尊大に振舞う人
名刺の肩書きがなければものが言えない人
■この人たちは、実は「自分に自信のない人たち」なのです。
その自信のなさを見抜かれないようにするために、尊大に振舞う
傾向にあります。
本当に自分に自信のある人は、権力、役職にかかわらず誰にも普
通に接しています。
本質を見抜かれるのを恐れる必要がないからです。
昔から「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といわれていますが
本当に立派な人物に出会うと、このことが実感できます。
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
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【 偉そうにする人は、かわいそうな人 】
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■私は、昔から尊大な態度の人に出会う度に
「かわいそうに、よほど自信がないんやな」
と思ってしまいます。
そして、「自分はこうはならないでおこう」
とその度に確認をしています。
■もっとも、初対面の人を意識的に攻撃して、2回目は妙に優しく
して手なづけるという、テクニックを使っている人は別ですが。
■皆さんも、相手に尊大な態度をとられて、腹をたてて、いやな気
分になるよりも、こう思えばいいのです。
「ヤマアラシ」のように、「相手はかわいそう」なのです。
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