春休みが終わって、4回生の前期が始まりました。僕が通っていた学部では4回生になると、ゼミに配属になります。まず新学期の最初の日、各ゼミから研究テーマを紹介するオリエンテーションが開催され、希望するゼミに申し込むと言う手順になっていました。
そのオリエンテーションは朝から始まるのですが、僕は、その日の朝、布団から起きることができませんでした。目が覚めても、身体が重く、心臓が、ドクン、ドクンと脈をうっています。起きようと思っても脈が速くなるようで起きれません。怖いのです。そのまま、寝込んでしまいました。
それでも、とにかく大学に行かないといけないと思い、お昼過ぎになんとか起きて、大学に向かいました。僕の下宿から大学まではとても急な坂を上らないといけません。元気な頃でも、上りきった頃には、息があがって、よくはぁー、はぁー言っていました。だから、この時、坂を登るのは自殺行為だったかもです。休み休み坂を登って、オリエンテーションの行われている教室に潜り込みました。幸い、友達が出席表に代筆をしてくれていたので欠席にはなっていませんでした。
椅子に座ったものの、脈拍は全然おさまらず、じっと座ってても、動悸がするようで、とても辛かったように記憶しています。
確か友達が、「丸出、死にそうな顔してるで、大丈夫か」と声をかけてくれました。そんなこんなで、僕はオリエンテーションの内容は全然覚えていません。とりあえず、最後まで座って、申込書を出して、帰りました。
一応、ゼミへ配属してもらえることになりました。続きは、また今度。

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