学生の頃の話の最近のブログ記事

さて、何度も書いていますが、僕は大学院に進学しました。幸い無事に卒業できましたので、学歴としては院卒となります。僕の病気のことを知らない人たちは、「院卒」と言う事で、僕がものすごく勉強が好きで、学生時代によく勉強をしていたんですねと言うようなことをおっしゃいます。そのたびに、「いや、まぁ」と曖昧に頷くことになるのですが、実際に、僕は大学院でものすごく勉強したと言う実感がありません。

中にはデータをとるのに徹夜するとか、土曜も日曜も研究室に篭るとかって聞いた事があるのですが、僕の場合はそんなことはあまり無かったと思います。だって、徹夜でもしようものなら、次の日以降がどうなるか、想像するだけで、不安になるからです。なかなか夜は寝付けなかったのですが、それでも、あまり夜更かしをしないように早めに寝ようと心がけていました。1、2回生の頃は、夜更かしをして友達とよく遊んでいたのですが、この頃は、もうそんなことをする気が失せていました。

多分、高校生の頃の方が勉強をしていたと思います。あの頃は元気だったのに、もうあの頃みたいに、集中してものごとに取り組むことはできないな、毎日恐々と、明日のことを考えながら、自分をセーブしながら生活しないといけないんだなぁと、毎日のようにくよくよしながら生活していたのでした。

なにか言いようのない不安みたいなものが、ずーーっとあったのでした。結局、それが解決することもなく大学院を卒業して就職して、そして、さらに体調が悪化してしまったのでした。

通院と治療

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4回生の春ぐらいから、神経科で見てもらっているわけですが、なかなか劇的に元気になると言うか、目に見えてここが違ってきたと言うのがなく、どうなるのだろうなぁと思ってました。

確か学生のときは毎週金曜日に通院していました。何回か通っていると、毎回の診察は同じような結果になります。普段、体調が悪くなったり、少し不安になったりするのに、不思議と金曜日の朝になると、なんともなくて、診察を受けてるときは、どこも悪いと言うような感じがないのです。で、診察があっさりと終わって、帰るようになってから、え~、これでよかったのかなあと思ってしまうのです。でも、そのときはなんとも無いし、説明の仕様がないんで、「ありがとうございました」と言っていつも帰っていました。

しんどくなるときは背中が痛くなったり、左胸のあたりがそわそわしたり、なんか脈が速く感じたり、いろいろあるのに、病院にいるとなんともないのです。で、その日は無事に過ぎても、また、日が経つと同じようなことを感じてくるのでした。

で、診察をしてもらうと薬をもらうようになるのですが、次は薬に依存するようになってきました。薬の名前は忘れました。というか、最初から覚えていません。ただ朝の薬を飲み忘れて出かけてしまったときに、「薬を飲み忘れた」と言うことを思い出してしまったときは、大変です。自分で、自分に、やばい、やばいと、言ってしまうのです。

で、だんだん、不安になってきて、薬を携行しないと不安で仕方なくなってくるようになりました。いつも財布の中に薬を入れていました。特に頓服は必須品です。でも、調子が崩れだすと、頓服なんて飲んでも全然不安はおさまりません。汗はだらだらと出てくるし、心臓は早鐘のように脈を打ってるような気がするし、大変でした。

学生時代はこんなことを繰り返しながら、通っていました。これは大学院に進学してからも、そんなに変わりはありませんでした。大学院時代の方が、少しはましになりましたけど。

12月26日の記事で、大学院に進学することを決めたと書きましたが、進学するには院試と言う試験を受けないといけません。と言う事で試験に向けて勉強をすることになったのですが、なかなか勉強できるものではありません。

と言うのも、その頃は机(と言うよりも下宿にあったのはテーブル)に向かって勉強をしようとするのですが、問題を読んでいるうちに、ふぅ~っとなってくるのです。集中しようとしても、脈が、ドクン、ドクンと聞こえてきます。

ぜんぜん、集中できません。高校生の頃、受験勉強をしているときはまったくそんなことがなかったのに。

あれ、考えられない。考えてると、頭が、フラッと来るような感じがありました。

で、すぐに勉強を中断してしまうのでした。友達の中には、別の大学の大学院を受けるために夜遅くまで勉強しているものもいましたが、到底、僕にはそんなことはできません。だって、寝不足になったら、次の日の体調にどれだけ響くことか、考えただけでも、ゾッとします。できるだけ早く寝ようと努めました。

過去の問題などを解いてみるのですが、覚えていたり、忘れていたり、なかなか前に進みません。もっと勉強しないと、やばいと思うのですが、身体と言うか、気持ちが逃げに入ってますので、ぜんぜん身につきません。

そんな訳で、たいして勉強をすることもなく、試験に臨むことになりました。試験の日は、とにかく体調が悪くならないことだけを祈ってました。脈が速くならなければ、とだけ思っていました。試験の日のことは覚えているようで、あまり覚えていないのですが、正直、ほとんどできませんでした。

自分でもよく合格できたなと言うようなできでした。幸いにこの年は定員割れをしていたので、僕でもなんとか、かかったようです。翌年は、定員を超えていて何人か、不合格になっていました。こんな知識と言うか、学力で大学院に行っても大丈夫かなと言うような不安がありました。でも、この体調で就職するよりは、よほど増しだろうと思うことで、ともかく合格してよかったとホッとしたのでした。

進路の選択

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最近の大学生は、就職活動は3回生の終わりぐらいにはすでに開始しているようですが、僕らの頃、特に工学部の学生は4回生になってから、ガイダンスがあり、進路希望調査が行われて、学校推薦をもらってから就職活動をしていました。

僕も、就職先をどこにするか考えないといけない時期に来ました。僕は体調がすぐれないこともあって、このまま就職しても大丈夫なのか、働けるのかな、仕事をしているときに、しんどくなったらどうしようとか、などなど、あれこれ悩んでいました。

それと、明確に、どこの会社に行きたい、こんな仕事をやってみたいと言うのが、イメージできませんでした。あまり転勤のないところに行きたいな、地元にいたいなと、そんなことしか考えていませんでした。

そんな時にゼミの方では、大学院に進学を希望する生徒の調査がありました。僕は、大学院に行ってまで勉強をしたい、研究をしたいと言う気持ちは、ほとんどなかったのですが、担当の先生の分野で進学を希望する子が少なかったので、一応、声をかけてもらいました。

最初は煮え切らなかったのですが、このままでは就職活動をできるような体調でもないし、2年間あれば、体調もよくなるかもしれない、社会人になるよりは、院生の方が楽だろうと、言うような考えで大学院に進学することにしました。

さて、進学すると言っても、ただで進学はできません。院試と言う大学院の入試試験を受けないといけません。と言うことで受験勉強を始めることになりました。

体調が悪くなってから、しょっちゅうドタキャンをしていました。最初から、断ればいいのに、ついいい返事をしてしまって、いざ行くようになってから、だんだん不安になってくるのです。不安になると、自然に脈が速くなるようで、身体も変にこわばってきます。やっぱり、行くのは無理だやめとこうと、気持ちが後ろ向きになり、キャンセルをしてしまうのです。

僕は大学院に進学したのですが、修士の1回生の時のゼミ旅行は、適当な言い訳を作って参加しませんでした。行くのがとても怖かったのです。身体の調子が悪かったら、みんなと一緒に参加するのって、きついですよね。

みなさんも、無理はしないほうがいいとおもいます。できるところからされればいいのではと思います。誰もそんなんで怒らないと思いますよ。

普段の生活・・・

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神経科で診てもらって、薬も処方してもらい、頓服ももらいましたが、なかなか、すぐにはすっきりするものではありません。

朝、目が覚めると、脈拍を確認するし、今日は起きれるかな、脈が速くないかなと、四六時中気にしていました。ゼミの教室に行ってからも同じです。勉強をしつつ、やはり気にしています。

どこかへ出かけるのも、億劫になってきます。出先でしんどくなったら、どうしようと思うからです。

電車の中で、脈が速くなってきて、脂汗を流して我慢したこともあります。途中の駅で下車して、近くの病院までタクシーで連れて行ってもらったこともあります。飲み会なんかで、お酒を飲むと、自然と脈が速くなるので、それも怖くて、あまり飲めませんでした。当然、ウケも悪いんで、居心地が悪くなります。2次会に誘われても、頑なに拒んだりしました。

そんな生活なので、ぜんぜん、楽しい学生生活じゃないですよね。みなさんはどうですか??

内科ではどこで見てもらっても異常はありませんでした。24時間携行する、心電図の検査も受けましたがどこにも悪いところはありません。で、ついに神経科の受診をすすめられました。

最初は抵抗がありましたが、ようやく、僕の体調不良を改善するための手段を得られるかも知れないと、内心ホッとしました。実際に診察をしてもらうと、精神的なものなので、脈が速くても死ぬことはないと言っていただきました。

これだけでも、かなり気が楽になりました。そして、薬も処方してもらいました。

ただ、薬を飲んでもすぐには効きませんよ。体調がよくなったり、悪くなったりを繰り返しながら、徐々に落ち着いてくるのであせらずにと、言われました。

心配性の僕は、え?、じゃぁいつ治るの?とまた余計な心配をし出したのでした。

(これでは、きりがないですよね・・・)

今日は、また学生時代の話です。無事、ゼミに配属され4回生の前期がスタートしました。ゼミに配属になると、毎日、ゼミごとの教室に通うことになります。朝、何時までにと言うような決まりごとはなかったので、朝は比較的ゆっくりできました。一応、夕方まではゼミの教室にいると言うことになります。

普通ならなんでもないことです。でも、何か体調が変なのです。違和感があります。動悸を感じたり、脈が速いなぁと思ったり、気付かれないように、そっと脈拍数を数えたりしていました。当然、勉強に集中なんてできません。

ゼミでは、毎週定期的に、輪講が開催されます。これはゼミの生徒が、与えられた題材について調べて、レジュメを作り、みんなの前で発表すうと言うものです。うちの教授の突っ込みや質問は厳しいでと、院生の先輩から、聞いて新4回生はみんなドキドキしていました。

その輪講の日、僕も大丈夫かなと思い出すと、急に胸がどきどきしてきました。ただ座っているだけなのですが、脈がどんどん速くなっていくようで、そのうち倒れるんではないかと言う状況になってきました。この場から逃げ出したい、そんな気持ちです。途中でトイレに立ったりするのですが、拘束されているという感覚があり、全然落ち着きません。

『あかん、死ぬ、どないしよう』

でも、しんどいとは、言いにくいし、僕としては、病気持ちみたいに思われたくないので、なんとか、輪講が終わるまで我慢しようと、ひたすら耐え続けました。

で、不思議なことにゼミが終わると、なんともないのです。これは、あかん、やっぱり病院にいこう。

また病院に行くことにしました。

春休みが終わって、4回生の前期が始まりました。僕が通っていた学部では4回生になると、ゼミに配属になります。まず新学期の最初の日、各ゼミから研究テーマを紹介するオリエンテーションが開催され、希望するゼミに申し込むと言う手順になっていました。

そのオリエンテーションは朝から始まるのですが、僕は、その日の朝、布団から起きることができませんでした。目が覚めても、身体が重く、心臓が、ドクン、ドクンと脈をうっています。起きようと思っても脈が速くなるようで起きれません。怖いのです。そのまま、寝込んでしまいました。

それでも、とにかく大学に行かないといけないと思い、お昼過ぎになんとか起きて、大学に向かいました。僕の下宿から大学まではとても急な坂を上らないといけません。元気な頃でも、上りきった頃には、息があがって、よくはぁー、はぁー言っていました。だから、この時、坂を登るのは自殺行為だったかもです。休み休み坂を登って、オリエンテーションの行われている教室に潜り込みました。幸い、友達が出席表に代筆をしてくれていたので欠席にはなっていませんでした。

椅子に座ったものの、脈拍は全然おさまらず、じっと座ってても、動悸がするようで、とても辛かったように記憶しています。

確か友達が、「丸出、死にそうな顔してるで、大丈夫か」と声をかけてくれました。そんなこんなで、僕はオリエンテーションの内容は全然覚えていません。とりあえず、最後まで座って、申込書を出して、帰りました。

一応、ゼミへ配属してもらえることになりました。続きは、また今度。

食事中の出来事

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内科の先生は、どこも悪いところはないと、おっしゃります。どこも悪くないのに、何で?

ある内科の先生が、「精神安定剤を飲んでみるか?」と処方してくれました。精神的なものなんかと思いつつ、服用してみました。すると不思議なことに、翌日ぐらいから身体の違和感を感じなくなりました。

そうか、疲れていたのかと思いつつ、とりあえず、体調もすっきりしたので、一安心でした。春休みもそろそろ終わりに近づいていました。体調が変だと感じてから、アルバイトも休んでいたので、ぼちぼち復帰しようと思い始めました。

ところが、ある日、ぶり返してしまったのです。その日、友達と夕食を食べに出かけました。駅前にある定食屋で、よく利用しいてるところでした。友達と話しながら歩いているのですが、少し息があがってくるようでした。お店の階段を上るときには、ハーハーって感じでした。脈拍がどんどん上がる感じがして、お店の椅子に座っていても、全然落ち着きません。汗がジワーッと出てきます。ご飯を食べれば、余計に、脈が速くなるようです。結局、その日の晩ご飯は食べきったのかどうか覚えていません。

やばい、またおかしくなった。もう、ご飯を食べに行くのもあかんかも。

と、とてもショックで、それをずっと引きずるようになってしまいました。もうすぐ新学期が始まるのにどうしよう。大学に通えるのか、4回生だし就職活動もしないといけないのに、こんなので大丈夫なのかと、とても心配になりました。

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