さて、何度も書いていますが、僕は大学院に進学しました。幸い無事に卒業できましたので、学歴としては院卒となります。僕の病気のことを知らない人たちは、「院卒」と言う事で、僕がものすごく勉強が好きで、学生時代によく勉強をしていたんですねと言うようなことをおっしゃいます。そのたびに、「いや、まぁ」と曖昧に頷くことになるのですが、実際に、僕は大学院でものすごく勉強したと言う実感がありません。
中にはデータをとるのに徹夜するとか、土曜も日曜も研究室に篭るとかって聞いた事があるのですが、僕の場合はそんなことはあまり無かったと思います。だって、徹夜でもしようものなら、次の日以降がどうなるか、想像するだけで、不安になるからです。なかなか夜は寝付けなかったのですが、それでも、あまり夜更かしをしないように早めに寝ようと心がけていました。1、2回生の頃は、夜更かしをして友達とよく遊んでいたのですが、この頃は、もうそんなことをする気が失せていました。
多分、高校生の頃の方が勉強をしていたと思います。あの頃は元気だったのに、もうあの頃みたいに、集中してものごとに取り組むことはできないな、毎日恐々と、明日のことを考えながら、自分をセーブしながら生活しないといけないんだなぁと、毎日のようにくよくよしながら生活していたのでした。
なにか言いようのない不安みたいなものが、ずーーっとあったのでした。結局、それが解決することもなく大学院を卒業して就職して、そして、さらに体調が悪化してしまったのでした。

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