読書: 2008年1月アーカイブ

今日はいま読んでいる本の紹介です。

夢の超特急

をいま読んでいます。三木市の図書館で、何気に手をとって見ました。新幹線公団の汚職事件と言う副題に少し惹かれました。いままで、経済分野の小説はあまり読む気が起きなかったのですが、最近、読めるようになってきたのと、何か大きな組織の汚職と言うのが、面白そうだなと思って借りてきて読んでいます。

古い文庫本ですが、なかなか面白いです。出てくる登場人物の名前が普通の名前で読んでいて安心感があります。最近の小説は、奇をてらったような、ネーミングと言うか、こんな苗字の人、おらんやろと思うような名前の人物が増えてきて、読みにくくてしかたありません。森 博嗣さんの本は、特に、変な名前の人が多くて読みにくくて、読むのを止めました(苦笑)

人を貶すのはよくないですね。なんとなく最近の本より、昔の本の方が安心して読めるなあと思いながら読んでいます。

ようやく口内炎が治ってきました。まだ、沁みるように痛い時があるのですが。この前の土日は、口内炎が痛いし、肩凝りもひどくて、結局どこも出かけず終いでした。ブログを更新しようかと思ったのですが、とてもパソコンに向かう気になれず、だらだらと過ごしました。

以前、このブログで「臥竜の天」を読んでいますと紹介しました。ときどき、「臥竜の天」で検索された方が、ここを訪ねてくださってるようで、もう少しまともなことを書けばよかったかなと、少し反省しています。

臥竜の天―長編歴史小説 (下)

僕がこの本を読んで思ったのは、正直に書きますと、「政宗って結構、ずるいなあ」と言うことです。本の帯には、地方分権とか中央集権との対抗とか、なんか難しいことが書いてありましたが、読み終えた感想は、この一言です。

でも、ずるいんだけど、知恵を絞って、なんとかのし上がっていこうと言う事はよく伝わってくるし、この難局をどう乗り切るのかと言うところが、何度かあり、結構楽しめます。

ひとつだけ、政宗の実行しようとしたことに対して、僕が、「それはあかん」と思ったのは、海外の力を利用して、天下をひっくり返そうと考えていたことです。もし、実行されていたら、日本は・・・。

まぁ意見はいろいろとあると思います。一度、読んでみてください。

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